この記事はテックタッチアドベントカレンダー1日目の記事です。
フロントエンドエンジニアの kuni です。今年は Vue から React への大規模リファクタリングを完了して開発スピードが向上する、5ヵ月間のスクラムマスター経験でチーム開発への意識が高まる、子供が生まれるなど実りの多い1年でした。
この記事では、今年、自分のチームの日々の開発業務の中で取り入れたプラクティスを紹介します。テックタッチでは1年半ほどリモートワークで開発を進めています。
1. 実装に困った時の駆け込み寺
リモートワークを始めたての時期や新しくジョインしたメンバーがいる時に、「誰かに相談すればすぐに解決することに時間をかけすぎてしまう」という課題がありました。
テックタッチでは tandem というサービスを使って日頃のミーティングを実施しています。その tandem を活用して新たに「駆け込み寺」というメンバーがいつでも入れるミーティングルームを作成し、下記のようなケースで利用するというルールを設けました。
- 前に同じような問題に対してメンバーが対応してたから、解決策を相談してみよう
- この領域はあんまり詳しくないので作業初めに聞いてみよう
- 30分自分で調べたけど問題を解決できなかった
実装に困ったメンバーは駆け込み寺に入ることで他のメンバーに通知が飛び、その時に対応できる他のメンバーが相談に乗る流れです。駆け込み寺の設定により、「誰かに相談すればすぐに解決すること」の解決時間が一定短縮されたように感じています。
2. 夕方の定例ミーティングで困りごとを解決
先述の「駆け込み寺」だけだと、他のメンバーの作業時間を奪うので遠慮してしまう、チーム全体で共有すべき話題を話しにくいなどの課題がありました。
そこでスクラムチームのデイリースクラム(朝会)とは別で、チームのフロントエンド開発メンバー全員で夕方17時に集まる機会を設定し各自の困りごとを解決することにしました。こちらのミーティングも tandem 上で実施していて下記のような課題を話すことが多いです。
- A と B の実装方法どっちがいいかペアプロさせてほしい
- このプルリクエストのレビューを一緒にお願いします
- API の呼び方を統一的な書き方にしたいのでモブプロでシェアしたい
3. 技術スタックごとのチーム定例
テックタッチでは2つの Feature チームが1つのモノレポで開発を進めています。その体制に伴い、下記のような共通の課題の解決やチーム間でのナレッジシェアをする機会が必要になりました。
- この Lint ルール導入したい
- Build や React 実行時の warning を解決したい
- バックエンド API の型定義の管理方法
そこで、フロントエンドの開発メンバーで2週間ごとに定例ミーティングを開催し、開発効率や品質の向上のために課題になっていることについて解決策を検討し担当者をアサインします。より良いUIテストの書き方など、技術共有会が必要になれば別途開催しています。
まとめ
振り返ってみると、日々の業務やスクラムチームのふりかえりで気付いた課題を、これらのプラクティスの導入により改善することで、上手くワークできていることに気付きました。現状のメンバーが日常的に改善を意識して開発に取り組めている状態を維持し、自分達に合った開発スタイルを目指していけるような土壌にしていきたいと思います。