この記事はテックタッチアドベントカレンダー3日目の記事です。
プロダクトマネージャーの zak です。皆さん、ブラックフライデーでは何を買いましたか?私はflexispotのエアロバイク付きのチェアを購入しました。来年の今頃に「買ってよかった」と言えるようにバリバリ漕ぎたいです。
さて、昨日の記事
の続編です。
定例会議も スムーズに
弊社では、「ちょっと話したい」というアドホックなコミュニケーションだけでなく、予め予定が決まっているミーティングでも Tandem を利用しています。
Googleカレンダー連携で会議場所に直行できる
Googleカレンダーに登録した情報を元に、Tandem 上にミーティング部屋が自動的に作成されます。参加者は開始時間にそこへ集まるだけでOKです。また、Googleカレンダー上に設定してある情報を元に、Google Meet や Zoom で開催されるミーティングであれば、その会議用URLを Tandem 上から開けます。
会議が始まったら、まずは Tandem を開いて移動する動作が習慣になっています。
会議が始まったら自動参加で遅刻知らず
オンラインミーティングに慣れてくると、ミーティングの直前まで作業に集中してしまい、ミーティングに遅刻してしまうことはありませんか?
Tandem ではミーティング開始時刻の1~10分前にリマインダーを表示し、開始時刻になったら自動的に参加する(Auto-join)設定を有効にできます。
画面共有を同時にいくつでも
多くのオンラインミーティングツールでは、一度に共有できる画面は1つに限定されています。しかし、Tandem では参加者のうち2人以上がそれぞれ自身の画面を共有できます。
例えば、メンバーそれぞれが同時並行的に作業しているケース(例:不具合の原因究明のためいろいろな可能性を探る、ブレインストーミングのリサーチ、など)において、非常に便利です。
一見地味な機能ですが、画面共有の切り替えは意外と時間がかかる場合もあるため、複数画面共有機能のおかげでより効率的に作業を進められます。
その他うれしい機能
Tandem は2-3ヶ月に一度、大きなアップデートがあり、その度に機能がどんどん追加されていきます。以下の機能はいずれも2021年になって追加されたもので、プロダクトの成長スピードを感じます。
バーチャル背景
オンラインミーティングツールには欠かせないバーチャル背景機能ですが、Tandem でも利用可能です。
モバイルアプリ
iOS, Androidともにネイティブアプリが用意されており、外出中でも会議に参加できます。私はAndroid版を利用しますが、今の所特に問題なく使えています。
同じ開発者として、リリースから2-3年で複数のプラットフォームにしっかり対応しているのは尊敬できるポイントです。
改善してほしい箇所
ここまでは、Tandem のいい点を中心に述べてきましたが、改善してほしい点をいくつかお伝えします。
Windowsでの挙動が安定しない
私は mac OS を利用しているため、伝聞情報になってしまうのですが、社内で Windows を利用しているメンバーによると、バックグラウンドで起動しているだけで動作が重くなってしまう瞬間があるようです。
公式ページによると、特定の設定をオフにするとパフォーマンスが改善する場合があるようです。
On Windows, turning off "Let my teammates know what I'm up to" and "Get on the same page" in Work App Sharing will give a performance improvement on slower machines
また、Windows と mac OS でお互いに画面共有をしている際に、カーソル位置がずれる不具合などがあり、OS によっては注意が必要な場合があります。
アップデート直後に不具合が発生することがある
正確な記録は取っていないのですが、2021年だけでアップデート直後に何らかの不具合(例:ミーティング中に相手の声が聞こえなくなる)が2回発生しました。
どちらのケースも1日程度で解消されている点、また代替のツールの用意がある点から、致命的な問題にはなりませんが、使えない間はとても不便を感じます。
録画が出来ない
Tandem では2021年12月現在、ミーティングを録画できません。
弊社テックタッチでは、参加できない人に録画した内容を共有したいミーティングは Google Meet もしくは Zoom で開催する方法で回避しています。
今後の機能追加に期待を寄せています。
まとめ
以上、2日間に渡ってバーチャルオフィスツール Tandem について紹介してきました。
リモートワークが本格した初期(2020年4月)から1年半以上の期間使い続けているツールで、今では業務に欠かせない存在になっています。
紹介した取り組みの中で、参考になるものがあれば幸いです。
来年もテックタッチではいろいろな Saas を積極的に試して、働きやすい環境を作っていきます!