はじめに
この記事はテックタッチアドベントカレンダー12日目の記事です。
こんにちは、QA PM (Quality Assurance Project Manager)のshuttyです。2021年10月に入社して3ヶ月目ですが、非常に濃い時間を過ごしていて、今も入社後2回目のリリースに向けて活動中です。入社エントリーも先日公開していますので、ぜひご覧ください。昨日はバックエンドエンジニアのmisuさんによるチケットモデリングをしてレビュー会してみた話でした。モデリングって難しいんだなぁという感想と、QAとしてはディシジョンテーブルを書きたくなる内容でした。
この記事では専任の1人目QAとして参画して、2ヶ月でやってきたこととこれからやっていくことを紹介します。
バグチケットの分析・可視化
過去のバグはJIRA上で起票されていました。QAエンジニアにとって宝の山ですが、数が膨大なため、情報を処理し切れていない状況です。 この情報を活かすために、まずは今度リリースする予定の機能に関するバグチケットに焦点を当てて活用しました。過去分の分析についてはいつまでにどこまでやるのかを検討している最中です。実際にはじめていることは以下の通りです。
ラベルをつける
検出したテスト工程や機能、重要度を定義します。これによってクロス集計をすることができるようになります。
ラベルの認識を合わせる
まずはQAに携わるメンバーにどの項目に何を設定するのかを連携しました。例えば、重要度を「高・中・低」に分類したとしても、「何を高に分類したら良いのかわからない」ということが往々にして発生します。これを避けるために、「どんなときにどこに分類するのか」を例をあげてまとめています。
集計・分析する
まとまったデータはデータでしかないので、表やグラフに加工して可視化を進めています。どうやって実施しているかについては別の記事で紹介したいと思いますが、簡単に記載すると、JIRAチケット→スプレッドシート →Google Data Studioに記載しています。
E2Eテストの準備
テックタッチでは以前にE2Eテストの自動化に着手していた実績がありましたが、現在では使われなくなっています。ツールや目的を変更して自動化プロジェクトを再始動しようとしているので詳細については別の記事にしたいと思います。ここではこれからの話を紹介します。
スコープを決める
テックタッチにはリグレッションテストが存在します。しかしケース数は優に1000を超えるため、全てを自動化することは困難です。まずはどこから着手するのが効率的かを考え、ハッピーパスから始める予定です(リグレッションテストのあり方やアップデート方法を考えるのはまた別のお話)。採用する工程は、開発(dev)環境から検証(staging)環境へマージするタイミング(スモークテスト)です。
採用するテストツールを選定する
この話は8日目のtakaさんの記事で詳しく紹介されているので、ぜひご覧ください。
採用JDの整理
1つで募集していたJDを2つに分解し、新たに1つJDを追加しました。 求めるスキルと期待する役割について分割することで入社後の働くイメージを持ってもらうことを目的にしています。 もちろん入社後に「ほかの職種もチャレンジしたい」ということもwelcomeです。
現在はまだオープンできていませんが、2022年早々には公開されていることでしょう。
これからオープンする品質保証系の職種は以下のとおりです。
公開されました!
- QA PM (Quality Assurance Project Mangaer)
- QA E (Quality Assurance Engineer)
- SET (Software Engineer in Test)
分類の仕方はQMファンネルを参考に、社内の呼び方と突合しています。
最後に
こうやってまとめてみると、入社してからたくさんのことに手を出していることがわかりますね。詳細はこれからまとめる系がいくつもあるので、2022年のブログ記事には事欠かなさそうです(白目)。上記に加えて、プロダクトの仕様理解やリリース前の検証を実施しているので、自分の中のタスクの優先度を決めることも重要だと思っています。
テックタッチのQAはまだまだやりたいこと・やらなければいけないこと山積みです。 テックタッチでは一緒に働く仲間を募集中です! こちらの募集やtwitterのDMからでもお声がけください!